space next | 1 / 5 | prev >> | top
の「top」に貼られている URLがhttp://aperto.jugem.cc/になっているので、使用される 場合は、ご自分のブログのトップページのURLに変更してください。 メインとメニューの背景画像はできたら、一度ダウンロード してもらって、ご自分のブログにアップしてリンクを貼って 頂くとサーバー負担の軽減につながるのでご協力お願いします。 あと、気になったことがありましたら、コメントのほうで ヨロシクお願いします。 -->
space next | / | prev | top

一定期間更新がないため広告を表示しています

スポンサーサイト
| - | - | - |


 「うつわ 菜の花」の中庭@小田原。

 小倉の寿司屋で、 小田原の高橋台一氏の話になる。カウンターの、別のグループ客の
 一人が、自分も高橋台一氏と知り合いだという。偶然とはいえ、 顔が広いというのは、
 高橋台一氏のような人のことをいうのだろうか。
 そのうえ、そのグループ客4人は、奥能登の「さか本」に泊まったことがあるという。
 「さか本」の主人、しんちゃんも、高橋台一氏も、この寿司屋にきたことがある。
 人はそのように交流するのだし、お店も宿も、メディアであるのだなーとも思う。
 おれは、小倉の寿司屋のカウンターで、遠い能登の海を思った。

   おほかたは海を照らして能登の月
                              鷹羽狩行
 
 怠惰なおれを見かねて、「お気楽亭」氏が、宣伝してくださっている。
  2010-10-27 「ヱルテルは何故死んだか」
   http://ameblo.jp/hqk03424

   鈴木常吉という歌い手は吹ク風トさんから初めて聞いた。
   テレビの「深夜食堂」のテーマソングを歌っていたらしい。
   これは一度しか見ていないが、ビッグコミックのマンガは時々見ていた。
   『ガロ』風の哀歓があって、懐かしいような画調でした。
   作者の安倍夜郎は高知出身。
   先日鈴木さんと二人で高知でライブをやっておった。
   袖触れ合うもなんとやらで、宣伝工作いたします。
   「厄病の神」
    http://www.youtube.com/watch?v=CuWSBozoeXk

 今日で2010年10月も終り。 

 十月、最後の夜
| - | comments(1) | trackbacks(871) |

 小倉・新旦過「ドロップ缶」の灯り。

 数軒のハシゴの後、バー「長屋」へ。黒田征太郎氏と遭遇。陳腐な言い回し
 だが、おれは、この人と出会うと元気になるのだ。
 おれは鳥が好きだというと、鳥の絵を描いてくれた。大事にします。
 その後、「ドロップ缶」へ。ここも不思議な飲み屋で、小倉在住の頃、飲み疲
 れると、この店に来た。若いママさんと、店が終わってから、飲みにいったこ
 ともあった。
 どういう人であるかを知りたい方は、『雲のうえ』最新号(13号)の16ページ
 を参照されたい。
 13号の特集は、「夜のまち」。いまさら、いうまでもないが、「夜のまち案内」
 として、出色。抜群の出来。
 また、文章は赤井茂樹氏。著名な編集者であるが、こういうやわらかい文章
 を書く人とは知らなかった。おれの周りには、赤井氏と親しい人がけっこうい
 るが、おれは面識がない。これまた、いうまでもないが斎藤」圭吾氏の写真が
 いい。

 
 
 かりそめの旅-3
| - | comments(0) | trackbacks(0) |

 11月6日の、逗子での鈴木常吉ライブ、まだなにもプロモーションしていない
  というのに、小倉「D」ではチラシ見本が張り出された。右隣は、「四月と十
  月」同人、田口画伯の直筆である。
  午前中、博多。
 午後、九州経済産業局長T氏等と、旦過市場赤壁を皮切りに、角打ち行脚。
  折尾、高橋。  堀川沿いにローソク行灯が灯っていて、何か得した気持ち。
 東京は台風でしょうか、Oちゃん元気ですか。 
 
 かりそめの旅-2
| - | comments(0) | trackbacks(0) |

 
 バスの窓から──小倉へ。

 午後早くに、品川で打ち合わせ終了後、台風から逃れるように北九州に来た。
 数日前はやはり寒かったということだが、空の色も秋で、関東は夕方4時半に
 もなると薄暗いのに、まだまだ明るい陽光が漲っている。

 12月3日、鈴木常吉ライブの会場となる角打ち「井手商店」へ。金曜の夜とい
 うことか大繁盛。打ち合わせのつもりで来たが、ただ飲むだけ。「D」へまわ
  り、その後「レノン」へ。「D」は、おれが来るということで「金宮」を用意
 してくれていた。
 「レノン」のマスターと少し話す。おれが小倉で落ち着けるバーというと、こ
 こなのだ。
 その後、何軒か。いささか酩酊。 
 
 かりそめの旅-1
| - | comments(0) | trackbacks(0) |

 夕闇迫れば…。 

 少し緩んだようだが、ここ数日、真冬のような寒さだ。そのうえ、
 台風の影響なのか、一日止むことのない雨が降り続いた。

 出かけなければならない。
 途中で。
 冬来りならば
| - | comments(0) | trackbacks(0) |

 「うつわ菜の花」の中庭@小田原。
 デザイン(設計)は、かの中村好文氏だという。構えずに、不思議な
 風情がある。

 急に冬が来た。覚悟がたりなかったせいか、寒い。
 三遊亭の食器洗剤を使ったら、手が主婦湿疹になってしまい、かつ、
 気温が一気に下がったためか、切れて血がにじんでいる。この歳に
 なって、「アカギレ」に見舞われるとは考えてもいなかった。おしん、
 の苦労が身に沁みる。

 この時期になると、なんで読んだかは忘れたが、「鯖日和」という言
 葉を思い出す。
 青空のもと、青い鱗をきらめかせて…、ということではない。寒冷な
 空気が入ってきて、潮も白く濁り、遠くまで霞が立ち込めたような、
 空の低い一日のことだ(と思う)。
 書くまでもなく、鯖は、産卵を終え、冬に備えて脂が乗り始める秋が
 旬。
 ここで、簡単な鯖の見分け方を、伝授しよう。なーに、難しいことはな
 い。比較して高価なサバは、安い鯖より、うまい。つまり、三尾で50
 0円の鯖と、一尾で500円の鯖があったら、一尾で500円の鯖を買っ
 たほうが、より堪能できることうけあい。
 おれは、一尾千円以上もする、まるまるとし、赤みを帯びた銀という
 のだろうか、そういう怪しい光を発しながら、ひととき、硬く身を横たえ
 ている鯖を、魚屋の店頭で飽きずに見続けることがある。
 年に何回か、来客のおりなど、そういう鯖を購い、2時間ほど塩で、3
 0分ほど酢で〆た、いわゆる「〆鯖」、関西でいう「生ずし」にする。ア
 ラは船場汁に。
 なーに、金はあるけど、安い鯖しかない場合は、「鯖の味噌煮」にす
 ればよい。おれは、赤味噌と白味噌を等量にして使う。

 氷雨というのか、冷たい雨、降りつづく。
 鯖日和
| - | comments(0) | trackbacks(0) |

 東映の映画ではない。逗子海岸に比べると、波が荒い@小田原。

 北海道・東北で初雪、関東・近畿地方に「木枯し一号」が吹いたという。
 昨日、午前中は寒いと思わなかったが、夕方、バスに乗るとバスの窓
 ガラスが全て曇っていた。
 
 「木枯らし」の季節になると、次の句を思い出す。

   海に出て木枯らし帰るところなし 
                             山口誓子
 
  この句に、付けたような、辻征夫の詩がある。

   「木枯」

   (あの岬ですよ
   木枯が
   つい海に出てしまうのは──
   漁港の医師が指差すかなた
   小さな灯台があり
   岩礁に波が白く砕けている
   じゃ今日ははやくおやすみなさい
   薬も忘れないように──
   医師と別れて
   海に出て
   途方に暮れてしまったものたちのことを考えながら
   宿に帰った)
   風邪もよし
   木枯もまたよし
   海ひかる

 辻征夫は俳人でもあるので、山口誓子の句を知らないわけがない。
 というよりも、辻征夫の詩は、山口誓子の句を解いているようにも読
 める。 

 あれほど、毎日のように、暑い暑いと書いていたのに、もう、秋を過ぎ
 て木枯しだ。
 いよいよ、寒ブリ、寒シジミ、寒卵…。寒さに向かっておいしくなるもの。
 今日、三遊亭では、今年初の天然物の「ブリ大根」を出す。
 
 途方に暮れてしまったものたちよ。
| - | comments(0) | trackbacks(1) |


 雨の合間に、月が顔をだした。10月23日は満月だった。

 いささか酩酊し、お気楽亭氏のように転ばない様に気をつけ、
 良元優作の「満月の手紙」を口ずさみながら、家に帰った。
 
 あなたは元気でいますか、というところで、おれはいつも涙ぐ
 んでしまうのだ。
 月が、ずーっとおれについてきた。
 
   「満月の手紙」     良元優作

   今夜は満月
   雲の上に乗って夜を旅している
   今夜は満月
   月の上に乗って君と旅している
   月がきれいだよぉー
   あなたは元気でいますか
   うちに帰ったら妙に一人が沁みこんだ
   風がとっても温かい季節になった
   きみにとっても心地よい春なんだろうか
   テレビをつけたらきれいな景色が広がって
   灯りを消したら月が君にかさなってみえた
   元気でいますか
   今も変わりなく独りぼっちがつらいだろう
   あなたは元気でいますか
   今夜は満月
   雲の上に乗って夜を旅している

 
http://www.youtube.com/watch?v=PZl6_59DwVI 

 良元優作さんといえば、鈴木常吉さんと、こんな楽しいライブを
 やっている。
 http://www.youtube.com/watch?v=JBC_yeHB7xE&feature=related

  11月6日も、11月16日も、12月3日も、きっと楽しいライブに
 なると思われます。
 楽しみにしていてください。 

 今夜は満月。
| - | comments(0) | trackbacks(0) |


 越し方のいくつかを、許してもらえそうな、空である。

 23日から開催されている、「東京国際映画祭」。上映スケジュールをみると、
 みたい映画がたくさんある。
 とくに、「海炭市叙景」と「わたしを離さないで」はみたい。しかし、なんやかや
 でみることができない(その日は、すでに先約が入っている)。
 どうでもいいことだが、どうして、東京で開かれる映画祭は、品がないというか、
 貧弱に思えてしまうのだろう。
 そして、日本映画の志のなさ。
 いうまでもないが、わたしたちが生きている日本という国の日常が、そういうこ
 とだ、ということなのだけれど。

  カズオ・イシグロの『わたしを離さないで(Never Let Me Go)』を読み始め、
  深夜、読み終わった時の衝撃を忘れることができない。巻末の解説で、柴田
  元幸が書いているように、仰天させられる。
  映画はどうなのだろうか。
  この題名"Never Let Me Go"は、カズオ・イシグロが、村上春樹から貰った
  JazzのCDアルバムにあったスタンダードナンバーから採ったということは、だ
  れもが知っていることである。
 

 Never Let Me Go
| - | comments(0) | trackbacks(0) |


 2010年10月23日、小田原。

  鈴木常吉さんのブログ「ふかふか日記」に、以下のことが書かれ
 ていたので、よし探してやると意気込んで、読み始めたが、あっけ
 ないほどに、直ぐに見つけた。

    安倍夜郎さんの「深夜食堂」第6巻が一昨日、発売されました。
    この中に、よく探してもわからないと思うけど、アコーディオン
     抱えて煙草を吸っている帽子かぶった背の高い男が登場してい
     ます。

 東京・千駄木、「古書ほうろう」での、鈴木常吉 CD『望郷』発売記
 念ライブ(11月16日(火))に関して、当然ながら、古書ほうろうの
 ブログでも発表されているが、その内容、鈴木さんの経歴など、と
 ても詳しい。
 ほうろうの宮地さんが書かれたのだと思うが、この人は、いろんな
 ことに精通された方なのだ。まぁ、読んでください。
 http://www.yanesen.net/horo/info/detail.php?id=54

 昨日、アンジェラ・カーター著『花火―九つの冒涜的な物語』のこと
 を書いたが、S.I氏から、「今朝の読売新聞に、書評が出ていまし
 たね。評者は松山巌さんでした」というメールをいただいた。
 夕方、雨があがったのを見計らって、栃木屋で豆腐を買いがてら、
 駅前のコンビニへ新聞を買いにいった。
 待ちきれずに、駅の喫茶店で新聞を開いた。

   さらにいえば作者は、捨て身でこれらの物語を綴ったはずで、
   逃げ場もなく、行き場もなく、一瞬の花火のように、ただ小説を綴
   る他に術もない女をこれら短編から思い浮かべた。それだけにひ
   りひりと肌を刺すような淋しさが伝わり、一層の感興を加えている、
   と書かれていた。

 秋の夕暮れを歩く
| - | comments(0) | trackbacks(3) |

space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
きのこ文学名作選
きのこ文学名作選 (JUGEMレビュー »)
飯沢耕太郎,萩原朔太郎,夢野久作,加賀乙彦,村田喜代子,八木重吉,泉鏡花,北杜夫,中井英夫,正岡子規,高樹のぶ子,宮澤賢治
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
さりながら
さりながら (JUGEMレビュー »)
フィリップ・フォレスト
space RECOMMEND
夜の姉妹団―とびきりの現代英米小説14篇
夜の姉妹団―とびきりの現代英米小説14篇 (JUGEMレビュー »)
スティーヴン ミルハウザー,ミハイル ヨッセル,スチュアート ダイベック,レベッカ ブラウン
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
エル・スール
エル・スール (JUGEMレビュー »)
アデライダ ガルシア=モラレス
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
幻影の書
幻影の書 (JUGEMレビュー »)
ポール・オースター
space RECOMMEND
space RECOMMEND
ルーダンの憑依
ルーダンの憑依 (JUGEMレビュー »)
ミシェル・ド・セルトー
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
叱り叱られ
叱り叱られ (JUGEMレビュー »)
山口隆(サンボマスター)
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
スケアクロウ
スケアクロウ (JUGEMレビュー »)
the pillows,SAWAO YAMANAKA,KAZUTOSHI SAKURAI
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
space RECOMMEND
ナンバー9ドリーム
ナンバー9ドリーム (JUGEMレビュー »)
デイヴィッド・ミッチェル
space RECOMMEND
space NEW ENTRIES
space RECENT COMMENTS
space RECENT TRACKBACK
space CATEGORIES
space ARCHIVES
space LINKS
space PROFILE
space OTHERS